フロミニケーションという選択〜お年寄りたちの出汁で育った男〜

最近ご飯の盛り付け方がバーテンダーっぽいとバカにされました。新米バーテンダーU-Heyです。

最近更新が少なかったので、僕の日常から気がついたことをなるべくこまめに発信して行こうと思います。

さてみなさん。お風呂は好きですか?お風呂と言われて何を連想されても構いません。旅館、銭湯、露天風呂、家のユニットバスなどなど、いろいろありますよね。
その中でも今回は「他人と入るお風呂」っていうのに注目してみようと思います。
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僕は小さい頃から、祖父に連れられ温泉に通っていました。僕の地元は温泉が有名で、地域は違いますが県内では温泉に関する税金があるとか…

小さい頃から温泉に通い、地元のお年寄りの方々の出汁に浸って育ってきました。バカにしているつもりはなくて、本当に湯船で学んだことは大きかったように思っています。

いつの時代も、コミュニケーションの範囲や結束の度合いによって、集団の中で巡る情報の質・量ともに 大きく変化します。僕は喫煙者ではありませんが、喫煙所に行きます。なぜなら、喫煙所で巡るの情報は、非喫煙者の方からしてみれば知ることが出来ない情報ばかりだからです。きっとそれは、昨今は禁煙が奨励されていますから、喫煙者としては圧力が大きくなったので、結束が強くなり、「同じ喫煙者なら」という気持ちが働くからではないでしょうか?
(別に僕はタバコの副流煙が好きというわけでもありませんし、マナーのなっていない喫煙者はもちろん嫌いです。)
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同じような側面が、お風呂にも存在してるのだと思っています。たぶん体育会系の部活の夏合宿なんかは、中高生男子たちが普段は恥ずかしくて聞けない下ネタをぶちまけているのでしょう。たまにはそんなお風呂のコミュニケーション、通称フロミニケーションを感じるべく、お風呂で見ず知らずの人に話かけてみるというのはどうでしょうか?

しかし、いきなり風呂場で話しかけろというのも難しいもの。今回はちょっとだけこれなら使えそうなアイデアを伝授しちゃいましょう。(使えるかどうかは実証できていません。)ポイントは「独り言」です。独り言には二つの種類があると思っています。それは「1人で完結する独り言」と「1人では完結しない独り言」です。「明日天気はどうなるかな 」だったり、「サッカーの日本対アメリカ戦はどっちが勝つかなぁ」みたいな、人それぞれが意見を持ちやすく、少ない選択肢の中から自分の答えを導けるものは相手も答え安くなるのではないのでしょうか?


もちろん、一緒に入ってる方が静かに入りたい方かもしれませんので注意は必要です。ですが観光客の多い旅館のお風呂などではなく、昔ながらの銭湯などでチャレンジしてみれば失敗することも少ないと思います。

ぜひ、気分を変えて家以外のお風呂に行く機会があれば試してみてください。

これは全く余談ですが、カツセマサヒコさんが夜な夜な開催している、「ask学園」というTwitter企画の中でこのような質問がありました。

『どうしようもない事でどうしようもなく辛い時はどうしたら良いですか? 風呂場で湯船つかって、辛いことだけひたすら考えてみー。そのうち頭ぼーっとして上がって、冷えたお茶飲む頃には覚悟決まってるだろー。』

お風呂って本当にいろんな一面があるなぁと感じながら、今日も風呂上がりのカルピスオンザロックが美味しいです。
皆さんのお風呂でのひと時が少しでも面白いものになりますように。